トワイライトゾーン・・・・

昔、未だ道路の整備が進まず、自動車が今のようにない時代に、
山奥で伐り出された木材を運搬するのに活躍したのはトロッコだったそうです。
森林鉄道よりも、もっと簡便な装置です。
簡易なレールを敷き、台車に乗せた木材を輸送する原始的な鉄道、鉄道の原点とでもいえる存在です。

紀伊長島にも、そういうトロッコがありました。
山奥から材木を積んで来る時は、下り勾配を転がって来ます。
空の台車を山に運ぶ時には、数頭の犬が引っ張っていたそうです。
赤羽川上流の三戸地区から、木材の積出港である名倉まで延長20kmにも及ぶトロッコだったそうです。
私の記憶にあるのは、そういうトロッコの廃線跡でした。
子供の頃に、小さな鉄橋が残っていたり、途中の製材所に何本かの分岐した側線がありました。
もう40年以上も、昔のことです。

今回、その紀伊長島にかつて存在したトロッコの遺構ともいえる線路の一部が残っていることがわかりました。
紀伊長島呼崎地区にある廃工場・・・・
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わずかに、見えるレール・・・・・
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昼間でも薄暗い廃製材工場の中に、残る20mほどのレールと木製のトロッコがありました。
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20km以上もあったというトロッコの存在を示すものは、この20mほどのレールと2台のトロッコのみです。
まさしくトワイライトゾーン・・・・
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                                      Nikon D300+AF-S18-200mmVR

今回の廃工場は、ブログ仲間であるhamaboさんの所有で、無理をお願いして見学させてもらいました。

この工場を見学させてもらうのに、hamaboさんとクルマから降りた時に、工場の横の防風林にガサガサと音がしました。
hamaboさんは「鳥やな。フクロウかミミズクか?」
と言ってましたが、最初は私には見えず・・・・
しばらく目を凝らして、ようやく発見!
その鳥が、これです。
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いつもなら、コンパクトカメラ一つをポケットに入れているだけですが、この時はたまたまトロッコの撮影にと
一眼レフを持っていたのが幸いでした。
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by express-vavi1208 | 2009-07-20 16:22 | 鉄道